原油、小幅高=95ドル台〔NY石油〕(18日)
2013年1月19日
【ニューヨーク時事】週末18日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、小幅高で終了した。米国産標準油種WTIの2月物は前日終値比0.07ドル高の1バレル=95.56ドルで終了。取引量の最も多い3月物は0.10ドル高の96.04ドルで取引を終えた。
中国国家統計局が発表した2012年第4四半期の国内総生産(GDP)は7.9%増と、市場予想を上回った。これを受けて、世界経済をけん引する同国の景気先行きに期待が広がり、原油の買いにつながった。
ただ、前日4カ月ぶりの高値を付けた反動から利益確定の売りが出やすく、相場は上値の重い展開。ロイター・米ミシガン大学が発表した1月の消費者景況感指数が市場予想を下回ったことも嫌気された。
また、対ユーロでドル高となり、ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも原油の売りを誘った。3連休を前に積極的な商いを手控える傾向も広がったもようだ。
▽ガソリン=3日続伸。中心限月の2月物は2.84セント高の1ガロン=279.68セントで取引を終えた。
▽ヒーティングオイル=続伸。2月物は3.13セント高の1ガロン=305.25セントで引けた。(了)
[時事通信社]
中国国家統計局が発表した2012年第4四半期の国内総生産(GDP)は7.9%増と、市場予想を上回った。これを受けて、世界経済をけん引する同国の景気先行きに期待が広がり、原油の買いにつながった。
ただ、前日4カ月ぶりの高値を付けた反動から利益確定の売りが出やすく、相場は上値の重い展開。ロイター・米ミシガン大学が発表した1月の消費者景況感指数が市場予想を下回ったことも嫌気された。
また、対ユーロでドル高となり、ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも原油の売りを誘った。3連休を前に積極的な商いを手控える傾向も広がったもようだ。
▽ガソリン=3日続伸。中心限月の2月物は2.84セント高の1ガロン=279.68セントで取引を終えた。
▽ヒーティングオイル=続伸。2月物は3.13セント高の1ガロン=305.25セントで引けた。(了)
[時事通信社]
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