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　【ニューヨーク時事】連休明け２２日のニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金塊先物相場は、日銀の追加緩和決定などをはやした買いに反発し、中心限月２月物は前週末終値比６．２０ドル高の１オンス＝１６９３．２０ドルで終了した。電子取引のレンジは、１６８４．８０～１６９５．９０ドル。
　日銀はこの日の政策決定会合で、前年比２％の物価上昇を新たな目標水準と設定した上で、来年から無期限で毎月一定の金融資産を買い入れる追加緩和措置を決定。また、独企業の景況感改善を手掛かりに、朝方の外国為替市場でユーロがドルに対して強含んだことがドル建て資産の割安感につながり、相場は高寄りした。
　日中は、キング牧師生誕記念日に伴う休場明けとあって鈍調な商い。午前中は利食い売りに押される場面もあったものの、取引終盤にかけて高値圏を横ばいに推移した。このほか、インド政府が金塊需要を抑制するため輸入関税を再び引き上げた、との報はほとんど相場に響かなかった。
　金塊現物相場は午後１時４９分現在、７．６０ドル高の１６９３．７０ドル。（了）
［時事通信社］