続落〔NY金〕(24日)
2013年1月25日
【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、利益確定の売りなどに押され、続落した。中心限月の2月物は、前日終値比16.80ドル安の1オンス=1669.90ドルで終了した。
金相場が1700ドルの節目を破れず、ケイ線筋などが利益確定の売りを出した。また、ロングポジションの手じまい売りを出す動きもあったという。朝方発表された米新規失業保険申請件数や12年12月の米景気先行指数はともに市場予想を上回ったが、反応は限定的にとどまった。
アイアン・ビームの貴金属アナリスト、ショーン・ラスク氏は「きょうは多くの市場参加者がよりテクニカルな理由から手じまい売りや利益確定の売りを出した。近日中に1665ドル付近にある下値支持線を下回るかどうかが重要になってくる。下回れば1645ドル程度まで下落するだろう」と述べた。
同氏はその上で「中国の春節やバレンタインデーをにらみ、積極的な売りは手控えられるのではないか。しばらくは小幅な値動きになると予想している」と述べた。
金塊現物相場は午後2時06分現在、18.225ドル安の1668.075ドル。(了)
[時事通信社]
金相場が1700ドルの節目を破れず、ケイ線筋などが利益確定の売りを出した。また、ロングポジションの手じまい売りを出す動きもあったという。朝方発表された米新規失業保険申請件数や12年12月の米景気先行指数はともに市場予想を上回ったが、反応は限定的にとどまった。
アイアン・ビームの貴金属アナリスト、ショーン・ラスク氏は「きょうは多くの市場参加者がよりテクニカルな理由から手じまい売りや利益確定の売りを出した。近日中に1665ドル付近にある下値支持線を下回るかどうかが重要になってくる。下回れば1645ドル程度まで下落するだろう」と述べた。
同氏はその上で「中国の春節やバレンタインデーをにらみ、積極的な売りは手控えられるのではないか。しばらくは小幅な値動きになると予想している」と述べた。
金塊現物相場は午後2時06分現在、18.225ドル安の1668.075ドル。(了)
[時事通信社]
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