4日続落=3週間ぶり安値〔NY金〕(28日)
2013年1月29日
【ニューヨーク時事】週明け28日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、様子見ムードが広がる中、テクニカル要因の売りなどに押され、4営業日続落した。中心限月の2月物は、前週末終値比3.70ドル安の1オンス=1652.90ドルで取引を終了。これは終値ベースとしては1月7日(1646.30ドル)以来、3週間ぶりの安値。電子取引のレンジは1651.00~1661.60ドルだった。
前週からの売り地合いを眺め、ケイ線筋などが売りを出したもよう。また、対ユーロでのドル高を背景に、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、相場の売りを誘った。
ただ、29~30の両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて内容を見極めたいとの見方が広がり、積極的な商いは手控えられた。
2012年12月の米耐久財受注額が堅調となった一方で、12月の米中古住宅仮契約指数が市場予想を下回った。しかし、いずれも反応は限定的で相場は終日レンジ商いにとどまった。
金塊現物相場は午後1時42分現在、3.295ドル安の1655.20ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
前週からの売り地合いを眺め、ケイ線筋などが売りを出したもよう。また、対ユーロでのドル高を背景に、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、相場の売りを誘った。
ただ、29~30の両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて内容を見極めたいとの見方が広がり、積極的な商いは手控えられた。
2012年12月の米耐久財受注額が堅調となった一方で、12月の米中古住宅仮契約指数が市場予想を下回った。しかし、いずれも反応は限定的で相場は終日レンジ商いにとどまった。
金塊現物相場は午後1時42分現在、3.295ドル安の1655.20ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
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