5日ぶり反発〔NY金〕(29日)
2013年1月30日
【ニューヨーク時事】29日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米金融緩和の継続期待やショートカバーなどを背景に5営業日ぶりに反発した。中心限月2月物は、前日終値比7.90ドル高の1オンス=1660.80ドルで取引を終了。取引レンジは1653.50~1665.00ドルだった。
この日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)は、現行の金融緩和策を維持するとの見方が有力。朝方に発表された米コンファレンス・ボード消費者景気信頼感指数やケース・シラー米住宅価格指数(季節調整前)がともに低下したこともこの見方を促した。
また、過去4営業日連続で下落した反動から、安値拾いの買いも入った。ただ、FOMCの結果や週後半発表の米実質GDP(国内総生産)速報値、雇用統計などを見極めたいとの思惑もあり、本格的な上昇基調を形成するほどの勢いに欠けた。
金塊現物相場は午後1時39分現在、7.15ドル高の1662.35ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
この日から2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)は、現行の金融緩和策を維持するとの見方が有力。朝方に発表された米コンファレンス・ボード消費者景気信頼感指数やケース・シラー米住宅価格指数(季節調整前)がともに低下したこともこの見方を促した。
また、過去4営業日連続で下落した反動から、安値拾いの買いも入った。ただ、FOMCの結果や週後半発表の米実質GDP(国内総生産)速報値、雇用統計などを見極めたいとの思惑もあり、本格的な上昇基調を形成するほどの勢いに欠けた。
金塊現物相場は午後1時39分現在、7.15ドル高の1662.35ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
その他のニュース