小反落〔NY金〕(7日)
2013年2月8日
【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでのドル高を背景とした売りに押され、小反落した。中心限月の4月物は、前日終値比7.50ドル安の1オンス=1671.30ドルで終了した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は理事会後の記者会見で、欧州経済の下ぶれリスクやユーロ高によるインフレ圧力軽減に言及。これを受けて、外国為替相場ではユーロ安・ドル高が進行。このため、ドル建てで取引される金塊などに割高感が生じ、相場の売りを誘う形となった。このため、金相場は寄り付き後間もなく15ドル程度急落した。
ただ、その後は急落の反動からケイ線筋などの安値拾いの買いなどに支えられ、いったんプラス圏に浮上。投資家らのリスク回避の動きが高まる中、「質への逃避」買いも入ったもよう。しかし、ドル高を背景とした売り圧力は強く、結局マイナス圏に押し戻される展開だった。
金塊現物相場は午後2時01分現在、4.90ドル安の1672.50ドル。(了)
[時事通信社]
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は理事会後の記者会見で、欧州経済の下ぶれリスクやユーロ高によるインフレ圧力軽減に言及。これを受けて、外国為替相場ではユーロ安・ドル高が進行。このため、ドル建てで取引される金塊などに割高感が生じ、相場の売りを誘う形となった。このため、金相場は寄り付き後間もなく15ドル程度急落した。
ただ、その後は急落の反動からケイ線筋などの安値拾いの買いなどに支えられ、いったんプラス圏に浮上。投資家らのリスク回避の動きが高まる中、「質への逃避」買いも入ったもよう。しかし、ドル高を背景とした売り圧力は強く、結局マイナス圏に押し戻される展開だった。
金塊現物相場は午後2時01分現在、4.90ドル安の1672.50ドル。(了)
[時事通信社]
その他のニュース