3営業日続落〔NY金〕(11日)
2013年2月12日
【ニューヨーク時事】週明け11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に買い手控えムードが広がり、中心限月4月物は前週末終値比17.80ドル安の1オンス=1649.10ドルで終了した。これで3営業日続落。電子取引のレンジは、1644.10~1670.30ドル。
立会取引の開始前後に節目の水準を割り込んだことで自動の売り注文が誘われ、相場は10ドル超も急落した。この日は中国が旧正月入りしたほか、日本の祝日も重なり、商いは全般に鈍調。このため流動性が乏しく、値が振れやすかった側面もあったとみられる。ただ、日中は米国の経済指標など新規の材料に乏しく、1650ドル近辺での小動きに終始した。
15、16の両日にモスクワで開かれるG20を前に、先進7カ国(G7)が通貨安競争への懸念払しょくに向けた声明を準備中と報じられ、これに対する警戒感も商いを手控える要因となったもよう。
金塊現物相場は午後1時55分現在、19.75ドル安の1648.35ドル。(了)
[時事通信社]
立会取引の開始前後に節目の水準を割り込んだことで自動の売り注文が誘われ、相場は10ドル超も急落した。この日は中国が旧正月入りしたほか、日本の祝日も重なり、商いは全般に鈍調。このため流動性が乏しく、値が振れやすかった側面もあったとみられる。ただ、日中は米国の経済指標など新規の材料に乏しく、1650ドル近辺での小動きに終始した。
15、16の両日にモスクワで開かれるG20を前に、先進7カ国(G7)が通貨安競争への懸念払しょくに向けた声明を準備中と報じられ、これに対する警戒感も商いを手控える要因となったもよう。
金塊現物相場は午後1時55分現在、19.75ドル安の1648.35ドル。(了)
[時事通信社]
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