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5日続落、6カ月半ぶり1600ドル割れで終了〔NY金〕(20日)

2013年2月21日

 【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えて量的緩和策の早期終了への不安が広がったため急落し、4月物は中心限月として8月初旬以来6カ月半ぶりに1オンス=1600ドル割れで取引を終えた。終値は前日比26.20ドル安の1オンス=1578.00ドルで、下落は5営業日連続。
 金塊相場は、早朝の電子取引中に1600ドルを割り込み、終日売り一色となった。最近の米指標改善を背景に、米金融当局が前回のFOMCで量的緩和策の早期終了についてより踏み込んだ協議を行ったとの見方が強まった。この日朝方に発表された指標も比較的堅調で、1月の米住宅着工件数は前月比8.5%減少したものの、先行指数である着工許可件数は1.8%増加し、市場予想を上回った。
 このため、米金利上昇が連想され金相場を圧迫。並行してドル買い・ユーロ売りが進み、ドル建ての金塊相場は割高感からも売られた。原油や他の金属相場全般も弱地合いとなった。
 1月の米卸売物価指数の上昇率が予想を下回ったことで、金塊のインフレヘッジとしての魅力が減退したほか、チャート上の弱いサインが出たことも、投資家らの売りを後押ししたもよう。
 金相場は、立会取引終了後にFOMC議事要旨が発表されると、電子取引で一段と値を下げた。要旨によると、前回会合の参加者の多くが、量的緩和の副作用に対する懸念を示し、労働市場の大幅改善を待たずに終了する必要性を指摘していたことが明かになった。
 金塊現物相場は午後1時45分現在、25.400ドル安の1579.945ドル。(了)
[時事通信社]
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