続落〔NY金〕(28日)
2013年3月1日
【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高・ユーロ安を背景に、続落した。中心限月の4月物は、前日終値比17.60ドル安の1オンス=1578.10ドルで取引を終了した。
金相場は朝方から軟調に推移。外為市場では対ユーロでドル高が進行し、ドル建ての金相場は相対的な割高感から売られた。テクニカル要因による売りも相場を圧迫した。
この日発表された1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万2000減と市場予想より良好で、堅調な雇用回復を示す内容。また、2月のシカゴ地域の景況指数(PMI)も56.8に上昇して市場予想を上回った。米経済指標の改善に加え、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の先の議会証言やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の27日の発言で米欧の金融緩和継続が確認されたことも引き続き好感されて、投資家のリスク選好が強まった。このため、安全資産の金を手放す動きが広がった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、16.575ドル安の1579.100ドル。(了)
[時事通信社]
金相場は朝方から軟調に推移。外為市場では対ユーロでドル高が進行し、ドル建ての金相場は相対的な割高感から売られた。テクニカル要因による売りも相場を圧迫した。
この日発表された1週間の新規失業保険申請件数は前週比2万2000減と市場予想より良好で、堅調な雇用回復を示す内容。また、2月のシカゴ地域の景況指数(PMI)も56.8に上昇して市場予想を上回った。米経済指標の改善に加え、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の先の議会証言やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の27日の発言で米欧の金融緩和継続が確認されたことも引き続き好感されて、投資家のリスク選好が強まった。このため、安全資産の金を手放す動きが広がった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、16.575ドル安の1579.100ドル。(了)
[時事通信社]
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