原油弱含み〔NY石油〕(4日午前)
2013年3月4日
【ニューヨーク時事】週明け4日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の強制歳出削減の発動をきっかけに需給緩和観測が強まり、米国産標準油種WTIの中心限月4月物は午前9時15分現在、前週末終値比0.04ドル安の1バレル=90.64ドルで弱含みに推移している。
オバマ米大統領は先週末1日、野党共和党との協議決裂を受け、強制歳出削減を発動する大統領令に署名。これにより、幅広い分野での一時解雇や経費削減が不可避となり、景気回復の足かせになるとの懸念が広がっている。また、欧州でもイタリア政局不安がくすぶり、相場の頭は重い。このほか、今週は週末8日に発表される2月の米雇用統計をにらみ、神経質な展開が予想されている。(了)
[時事通信社]
オバマ米大統領は先週末1日、野党共和党との協議決裂を受け、強制歳出削減を発動する大統領令に署名。これにより、幅広い分野での一時解雇や経費削減が不可避となり、景気回復の足かせになるとの懸念が広がっている。また、欧州でもイタリア政局不安がくすぶり、相場の頭は重い。このほか、今週は週末8日に発表される2月の米雇用統計をにらみ、神経質な展開が予想されている。(了)
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