原油、反発〔NY石油〕(5日午前)
2013年3月6日
【ニューヨーク時事】5日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、外為相場の動きや堅調な米株価を眺めて、反発している。米国産標準油種WTIの4月物は午前10時15分現在、前日終値比0.33ドル高の1バレル=90.45ドル。
1月のユーロ圏諸国の小売売上高が前月比1.2%増となったほか、2月のユーロ圏購買担当者景況感指数(PMI)の改定値が総合で47.9と速報値から上方修正され、いずれも市場予想を上回ったことから、外為市場では対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての原油相場は相対的な割安感から買いが優勢となり、寄り付き前の原油相場は一時90.73まで上昇した。寄り付き後は、米株式市場が史上最高値を更新するなど堅調に推移していることが原油相場を下支えしている。
この日発表された米サプライ管理協会(ISM)の2月の非製造業景況指数(NMI)は56.0と予想を上回ったものの、市場の反応は限定的だったもよう。(了)
[時事通信社]
1月のユーロ圏諸国の小売売上高が前月比1.2%増となったほか、2月のユーロ圏購買担当者景況感指数(PMI)の改定値が総合で47.9と速報値から上方修正され、いずれも市場予想を上回ったことから、外為市場では対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての原油相場は相対的な割安感から買いが優勢となり、寄り付き前の原油相場は一時90.73まで上昇した。寄り付き後は、米株式市場が史上最高値を更新するなど堅調に推移していることが原油相場を下支えしている。
この日発表された米サプライ管理協会(ISM)の2月の非製造業景況指数(NMI)は56.0と予想を上回ったものの、市場の反応は限定的だったもよう。(了)
[時事通信社]
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