原油、反落〔NY石油〕(11日午前)
2013年3月11日
【ニューヨーク時事】週明け11日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、対ユーロでドル高が進行したことを嫌気し、反落している。米国産標準油種WTIの4月物は午前9時40分現在、前週末終値比0.66ドル安の1バレル=91.29ドル。
原油相場は安寄りした。外為市場はユーロ安・ドル高基調で推移し、ドル建ての原油相場は相対的な割高感から売りが先行した。週後半の上伸を受けて利益確定売りが出やすい地合いとなっているほか、米株価が軟調に推移していることも原油相場を圧迫している。
さらに、中国国家統計局が前週末発表した1~2月の同国鉱工業生産が前年同期比9.9%増と、市場予想(ロイター通信調べ)の10.5%増を下回ったことも、原油相場の下押し材料となっているもよう。(了)
[時事通信社]
原油相場は安寄りした。外為市場はユーロ安・ドル高基調で推移し、ドル建ての原油相場は相対的な割高感から売りが先行した。週後半の上伸を受けて利益確定売りが出やすい地合いとなっているほか、米株価が軟調に推移していることも原油相場を圧迫している。
さらに、中国国家統計局が前週末発表した1~2月の同国鉱工業生産が前年同期比9.9%増と、市場予想(ロイター通信調べ)の10.5%増を下回ったことも、原油相場の下押し材料となっているもよう。(了)
[時事通信社]
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