横ばい圏内〔NY金〕(11日)
2013年3月12日
【ニューヨーク時事】週明け11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、決め手となる材料に欠け、ほぼ横ばいで終了した。中心限月4月物は前週末終値比1.10ドル高の1オンス=1578.00ドルで取引を終えた。
イタリア国債の格下げや軟調な中国の経済指標を眺めて、投資家らのリスク回避の動きが強まり、「質への逃避」買いが強まる場面があった。ショートカバーや安値拾いの買いが相場を一部支えたとの見方もあった。
ただ、この日は米主要経済指標の発表がなく、売り買いのきっかけとなる材料に欠けたことから、相場は1578ドル付近でもみ合い。外国為替相場でのドル相場も方向感なく推移し、特に材料にはならなかった。
今週は2月の米小売売上高や卸売物価指数(PPI)などの主要経済指標の発表が予定されているものの、金相場はレンジ商いにとどまるとの見方が多い。 金塊現物相場は午後1時54分現在、1.70ドル高の1579.645ドル。(了)
[時事通信社]
イタリア国債の格下げや軟調な中国の経済指標を眺めて、投資家らのリスク回避の動きが強まり、「質への逃避」買いが強まる場面があった。ショートカバーや安値拾いの買いが相場を一部支えたとの見方もあった。
ただ、この日は米主要経済指標の発表がなく、売り買いのきっかけとなる材料に欠けたことから、相場は1578ドル付近でもみ合い。外国為替相場でのドル相場も方向感なく推移し、特に材料にはならなかった。
今週は2月の米小売売上高や卸売物価指数(PPI)などの主要経済指標の発表が予定されているものの、金相場はレンジ商いにとどまるとの見方が多い。 金塊現物相場は午後1時54分現在、1.70ドル高の1579.645ドル。(了)
[時事通信社]
その他のニュース