金現物、小反発=投資家は慎重姿勢崩さず〔インサイト〕(16日)
2013年4月16日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間16日朝方の金現物相場は、2年ぶりの安値まで下げた後を受けた買いに小反発している。ただ、各国の中央銀行や世界経済の成長に懸念が広がる中、投資家は引き続き慎重姿勢を崩していない。
金現物は一時1オンス=1321.35ドルまで下落。ただ0547GMT時点は6.76ドル高の1359.51ドルに戻した。ディーラーらは、アジアの消費者から買いが集まっていると指摘している。
金相場は年初来で約20%下落。2011年9月に付けた1920ドル前後の史上最高値を約560ドル下回る水準に落ち込んでいる。 ANZグローバル・マーケッツ・リサーチの責任者、ティム・リッデル氏は、「(前日の)売りの規模を考えれば、反発は目を引くほどの強さではない。ただ株式市場が安定していることは下支え要因で、一段の手じまい売りを誘ってはいない」と指摘した。(了)
[時事通信社]
金現物は一時1オンス=1321.35ドルまで下落。ただ0547GMT時点は6.76ドル高の1359.51ドルに戻した。ディーラーらは、アジアの消費者から買いが集まっていると指摘している。
金相場は年初来で約20%下落。2011年9月に付けた1920ドル前後の史上最高値を約560ドル下回る水準に落ち込んでいる。 ANZグローバル・マーケッツ・リサーチの責任者、ティム・リッデル氏は、「(前日の)売りの規模を考えれば、反発は目を引くほどの強さではない。ただ株式市場が安定していることは下支え要因で、一段の手じまい売りを誘ってはいない」と指摘した。(了)
[時事通信社]
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