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6日続落=4週間ぶり安値〔NY金市況・詳報〕(16日)

2013年5月16日

  【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】16日の金相場は6営業日続落し、4週間ぶりの安値に落ち込んだ。金上場投資信託(ETF)の保有高の減少が嫌気されたほか、1オンス=1400ドルを下抜けしたことで売りが膨らんだ。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物6月きりは9.30ドル安の1386.90ドルで終了。金現物は米東部時間午後5時28分時点で0.4%安の1386.05ドル。
 トレーダーによると、前日の取引で節目の1400ドルを割り込んだことから、この日は大量の売りが出た。今後は4月16日に付けた2年ぶり安値の1321.35ドルを試す可能性もあるという。
 HSBCの主任貴金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「心理的に重要な1400ドルを割ったため、短期的には新たな圧力がかかるかもしれない。ただ、実需はさらに増えるとみられ、一段と下落する可能性はそれほどない」と分析した。
 米株高の影響で、投資商品としての金の魅力は薄れており、金ETFは大幅な資金流出となっている。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの15日時点の金保有高は4.5トン減の1047.14トンと、2009年3月以来の低水準になった。
 スタンダード・チャータードのアナリスト、ダニエル・スミス氏は「ETF経由で売りを出している年金基金がある。これは少しばかり憂慮すべきサインだ」と述べた。
 米証券取引委員会(SEC)の報告書によれば、ノーザン・トラストやブラックロックのほか、ソロス・ファンド・マネジメントも今年1~3月期にSPDRゴールド・トラストへの投資を引き下げている。
 ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は16日、1~3月期の金投資がほぼ半分に落ち込んだと発表。米経済の楽観的な先行き見通しを背景に、資金を金から株式などに移し替える動きが進んだと分析している。  一方、金相場の下落を受け、中国からは実需の買いが入っている。(了)
[時事通信社]


[時事通信社]
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