商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

　　　金は急落。日中立ち会いは、円安・ドル高を受け、４営業日ぶりに反発して始まった。ただ、その後は、ニューヨーク金先物の時間外相場が急速に水準を切り下げたのを眺め、売り優勢に転じ、総じてマイナス圏に沈んでいる。午前１１時１５分現在の約定値は、２０１４年４月きりが前日比７９円安の３９４３円、期近・期中４限月は同５８～８０円安。
　新ポ１４年６月先ぎりは同時刻現在は３９４２円と、先ぎり継続足で１２年７月２４日（３９４０円）以来約１１カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。１４年４月きりと同ザヤの４０３１円で発会し、寄り付き直後に４０３３円の高値を付けたが、その後はＮＹ安に圧迫された。
　銀は１４年２月と１４年４月きりがマイナスに沈んでいる。新ポ１４年６月きりは発会値から軟化。
　白金は同時刻現在、８月～１４年４月きりの５限月が同２５円安～１０円高。ＮＹ高や円安を受けて高寄りしたが、買い一巡後、金相場の急落につれて水準を切り下げた。パラジウムは１０月～１４年４月きりが同９円安～４４円高。（了）

［時事通信社］