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金現物、続伸=安全資産買いに〔インサイト〕(4日)

2013年7月4日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間4日朝方の金現物相場は、前日に続き上昇している。欧州やエジプトをめぐる懸念から、安全資産を求める買いが入った。ただ、5日発表の米雇用統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)の景気刺激策の今後の見通しを決める可能性があるため、市場は警戒感を崩していない。
 金相場は4~6月に四半期ベースで過去最大の下落を記録した後で、今週これまでに2%近く上昇している。ショートカバー(売り持ちの買い戻し)や安値拾いの買いにも支えられた。過去2営業日は、ポルトガルの政治面での混乱や、エジプトで軍がモルシ大統領を解任したことが金相場を押し上げた。
 香港を拠点とするトレーダーは「典型的な安全資産買いだ」と指摘。「上昇基調が続くかどうかは分からない。あすの米雇用統計の非農業部門就業者数は金にとっては重要だ」と語った。
 5日の米雇用統計の非農業部門就業者数は、FRBが月額850億ドルの債券買いをいつ縮小し始めるのか、その時期を決める可能性がある。
 また、4日が米独立記念日の祝日であるため、投資家は様子見姿勢だった。
 金現物相場は0647GMT時点で、1.85ドル(0.15%)高の1オンス=1253.04ドル。前日は1%近い上昇だった。  金相場は先週約3年ぶり安値の1180.71ドルを付け、年初来で25%下落しているが、それでもディーラーらによると、現物需要は予想ほど強くないという。
 世界最大の金消費国インドでは、中央銀行が金輸入を規制する中、ルピー相場の下落で金の現地価格が1%超上昇し、需要には依然勢いが見られない。中国では資金逼迫(ひっぱく)懸念で消費筋が買いをためらっており、相場の一段の下落を待っている。(了)

[時事通信社]
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