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6日続落〔NY金〕(5日)

2013年8月5日

     【ニューヨーク時事】週明け5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドルが対ユーロで強含んだことや、米景気指標の改善を眺めて6営業日続落した。12月物は前週末終値比8.10ドル安の1オンス=1302.40ドルと、中心限月として約2週間ぶりの安値で終了した。取引レンジは1296.70~1320.30ドル。
 金塊相場は、時間外取引中から下落基調となった。ドルが対ユーロで強含んだことから、ドル建ての金塊相場は割高感に圧迫された。英金融情報会社マークイットの7月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)の改定値(総合)が50.5と前月比上昇し、2012年1月以来1年半ぶりに景況判断の分かれ目となる50を上回ったことも、安全資産としての金塊売りにつながったもよう。
 安寄りした金塊は、午前中の米指標発表後に一段安となった。米サプライ管理協会(ISM)の7月の非製造業景況指数は56.0と、前月から上昇したほか、53.0との市場予想(ロイター通信調べ)も上回った。このため、米金融当局による資産購入規模の早期縮小が連想され、金塊売りの動きが強まった。
 金塊現物相場は午後1時51分現在、8.300ドル安の1302.845ドル。(了)

[時事通信社]
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