金現物は軟化=銀急落につれ安〔インサイト〕(20日)
2013年8月20日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間20日朝方の金現物相場は、米金融緩和縮小懸念で銀が急落したのにつれ安となり、軟化した。0726GMT時点では7.63ドル(0.56%)安の1オンス=1357.85ドル。
銀は一時3.7%安。トレーダーによると、前週の13%高の反動もあり、前日の安値を下抜けしたことからストップロスの売りが膨らんだという。
香港のある貴金属トレーダーは金相場について「値固めが必要だ。(前週の)上げはやや大きすぎた」と指摘。また「ドルと米金利の相関関係は先週から全く働いていない」と述べた。金は一般にドル高と金利上昇時に下落する。
金は前週5%上昇。重要な上値抵抗線の1350ドルを突破し、テクニカルの買いが入ったほか、アジアからの実需買いにも押し上げられた。
市場の関心は21日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に集まっている。(了)
[時事通信]
銀は一時3.7%安。トレーダーによると、前週の13%高の反動もあり、前日の安値を下抜けしたことからストップロスの売りが膨らんだという。
香港のある貴金属トレーダーは金相場について「値固めが必要だ。(前週の)上げはやや大きすぎた」と指摘。また「ドルと米金利の相関関係は先週から全く働いていない」と述べた。金は一般にドル高と金利上昇時に下落する。
金は前週5%上昇。重要な上値抵抗線の1350ドルを突破し、テクニカルの買いが入ったほか、アジアからの実需買いにも押し上げられた。
市場の関心は21日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に集まっている。(了)
[時事通信]
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