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金現物、下落=シリア情勢緊張緩和で〔インサイト〕(2日)

2013年9月2日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間2日朝方の金現物相場は、3営業日続落しており、一時は1%安となった。オバマ米大統領が、米国がシリアへの軍事介入を実施する前に米議会の承認を求める方針を示したことが背景。
 金現物は0636GMT時点で1.39ドル(0.10%)安の1オンス=1394.30ドル。一時は1週間ぶり安値まで下げた。  香港を拠点とするあるトレーダーは金と銀について、「けさの安値水準以来、ショートカバーが入っている」と指摘。「米国が休場のため、流動性の乏しさが値動きを大きくしている」と述べた。2日は米国市場が労働者の日(レーバーデー)のため休場。
 金は先週、5月半ば以来の高値まで上昇。シリアに対する軍事行動の可能性が高まったことで、安全資産を求める買いが入った。ただ、英議会が対シリア軍事行動に関する政府提出の動議を否決したことを受け、上昇分を一部消した。
 シンガポールのOCBCバンク(華僑銀行)のアナリスト、バルナバス・ガン氏は「シリア情勢の緊張が和らぎつつあることで金相場は下げている」と説明した。オバマ米大統領は週末にかけ、軍事介入の瀬戸際から一歩後退し、米議会の承認を得るために軍事攻撃の実施を遅らせた。
 金相場は30日に1400ドルを割り込んだことで、アナリストらは一段の下落を予想している。ロイター通信のテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は、金現物相場が1376ドルの下値支持線近辺にとどまる可能性があると指摘した。(了)

[ブルームバーグ]
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