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金現物、1300ドル超=量的緩和縮小見送り観測で〔インサイト〕(21日)

2013年10月21日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間21日朝方の金現物相場は、1オンス=1300ドルを上回り、約1週間半ぶりの高値水準に上伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策(量的緩和)の縮小を見送るとの見方に支えられた。
 金相場は先週、週間ベースで2カ月ぶりの大幅上昇(3.4%高)を記録。米連邦政府の財政問題のより恒久的な解決方法の模索に注目が移る中、FRBが債券買い(量的緩和)の縮小を延期するとの見方が強まったことが背景にある。
 米与野党による先週の財政合意は、連邦債務上限を来年2月7日まで引き上げ、1月15日までの新年度暫定予算を成立させる内容。このため、来年の序盤にさらなる危機が到来する恐れがある。
 金現物は0624GMT(日本時間午後3時24分)時点で3.74ドル(0.28%)高の1オンス=1319.49ドル。18日には、8日以来の高値となる1325.21ドルを付けた。
 OCBCバンク(華僑銀行)のアナリスト、バルナバス・ガン氏は「米政府機関閉鎖と、米経済が直面するリスクを踏まえれば、量的緩和縮小が10月中に行われるとの期待は以前よりも弱くなったようだ」と指摘した。
 FRBは次回の政策会合を29~30日に開く予定で、同氏は、もしFRBが量的緩和の現状維持を決めれば、金は1350ドルに向けて一段と上昇する可能性があると述べた。
 ガン氏は、米景気回復が続く公算が大きく、FRBが12月の政策会合で量的緩和の縮小開始を決めると依然予想していると述べた。(了)

[時事通信社]
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