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金現物、4週間ぶり高値近辺=米緩和縮小遅れるとの見方〔インサイト〕(23日)

2013年10月23日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間23日朝方の金現物相場は小幅安で推移しているが、約4週間ぶり高値に近い水準にある。米雇用統計が力強さに欠ける内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小が遅れるとの見方が広がった。
 9月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は14万8000人増と、予想を下回る伸びとなり、与野党が予算・財政をめぐり対立する米国で景気回復への懸念が浮上した。
 金現物は0630GMT時点で4.13ドル(0.31%)安の1オンス=1335.91ドル。前日は約2%上伸し、9月20日以来の高値となる1344.46ドルを付けた。
 香港のUOBケイヒアンセキュリティーズのアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「弱めの米雇用統計と、量的緩和縮小が来年まで遅れる可能性により、金相場はこの水準を保つだろう。FRBが量的緩和縮小を遅らせるのは、FRBが縮小を決定するには頼りになる雇用指標が必要であり、この指標が10月の一部政府機関の閉鎖で一時的にゆがめられる見込みだからだ」と述べた。
 22日発表された9月の米雇用統計は、10月に一部政府機関が16日間閉鎖される前の時点で、既に経済が勢いを失いつつあることを示した。政府閉鎖は10月の数字を押し下げる公算が大きい。FRB当局者らは先に、量的緩和を縮小するには、まず労働市場の力強い回復が必要だと述べていた。
 実需面では、インドの金相場のLME相場に対するプレミアムが120ドルに達した。旺盛な祭礼用需要に国内市場の供給が追い付いていない。(了)

[時事通信社]
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