小幅上伸=米量的緩和縮小の先送り観測で〔NY金市況・詳報〕(25日)
2013年10月25日
【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】25日の金現物相場は小幅上伸。米経済指標がさえない内容だったことから、連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和縮小が2014年に先送りされるとの観測が高まり、相場を支えた。
米東部時間午後2時38分(1838GMT)時点では4.62ドル(0.34%)高の1351.16ドル。
ニューヨーク商品先物取引所(COMEX)の金先物12月きりは、2.20ドル(0.2%)高の1352.50ドルで引けた。
ニューエッジのトーマス・キャパルボ氏は「(量的緩和が)直ちに縮小される兆候はない。金相場、そして恐らくは銀相場にとっても支援材料だろう」と語った。
ドル相場が対バスケット通貨で9か月ぶり安値から持ち直したにもかかわらず、金相場は堅調を保った。
HSBCはリポートで「最近の金相場の傾向や、経済指標に対する不安定な反応は、市場がまだ過度に統計に左右されていることを示している」と分析した。(了)
[時事通信社]
米東部時間午後2時38分(1838GMT)時点では4.62ドル(0.34%)高の1351.16ドル。
ニューヨーク商品先物取引所(COMEX)の金先物12月きりは、2.20ドル(0.2%)高の1352.50ドルで引けた。
ニューエッジのトーマス・キャパルボ氏は「(量的緩和が)直ちに縮小される兆候はない。金相場、そして恐らくは銀相場にとっても支援材料だろう」と語った。
ドル相場が対バスケット通貨で9か月ぶり安値から持ち直したにもかかわらず、金相場は堅調を保った。
HSBCはリポートで「最近の金相場の傾向や、経済指標に対する不安定な反応は、市場がまだ過度に統計に左右されていることを示している」と分析した。(了)
[時事通信社]
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