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金現物、2週間ぶり安値近辺=ドル高、米経済指標が圧迫〔インサイト〕(1日)

2013年11月1日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間1日朝方の金現物相場は、ほぼ横ばいで推移しており、約2週間ぶりの安値近辺にある。前日は月末の利食い売り、強めの米経済指標、ドル高で大幅に下落した。
 金相場は今週、週間ベースで2%の下落となる見込み。下落すれば3週間ぶりとなる。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を維持するとの見方は織り込み済みとなっている。
 相場は10月半ばに3カ月ぶりの安値を付けて以降8%上昇した。先月の弱めの米経済指標や米財政をめぐる与野党協議の行き詰まりで、FRBが量的緩和の縮小を延期するとの見方が強まったことが背景。ただ最近の米経済指標がより強い内容となっていることで、12月に量的緩和の縮小が決まるとの懸念が幾分再燃しており、金売りにつながっている。
 金現物は0646GMT時点で、1.42ドル(0.11%)高の1オンス=1324.61ドル。前日は1.4%下落していた。  UOBケイヒアンセキュリティーズのアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「量的緩和縮小が始まるまでは、金はこの水準の狭いレンジで、相当長い間推移するだろう」と語った。
 31日発表された10月の米シカゴ景況指数は市場予想を上回る水準に急上昇した。同日発表された先週の米新規失業保険申請件数は減少した。
 投資家は、景気改善を受けてFRBが量的緩和を予想より早く縮小する可能性を懸念している。
 ラウ氏は「金相場は金上場投資信託(ETF)の保有高減少に依然圧迫されている。同時に、小売り需要は非常に旺盛だ」と指摘。中国の香港からの金輸入は9月に、5カ月連続で100トン超となった。(了)

[時事通信社]
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