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〔インサイト〕金現物、続落=米雇用統計で量的緩和縮小懸念が再浮上(11日)

2013年11月11日

  【シンガポール・ロイターES=時事】週明け欧州時間11日朝方の金現物相場は軟化し、3週間ぶりの安値近辺で取引されている。10月の米雇用統計で就業者数が力強い増加を示したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が近いうちに量的緩和の縮小を始める可能性があるとの懸念が再び浮上し、インフレヘッジとしての金の魅力が低下したことが背景にある。
 一部の投資家は、この雇用統計のような、米経済基盤がより安定していることを示す兆候によって、FRBが月額850億ドルの債券買いを早ければ来月にも縮小し始める可能性があると述べた。縮小は来年にならないと始まらないとみる向きもある。
 OCBCバンク(華僑銀行)のアナリスト、バルナバス・ガン氏は「FRBは景気回復のより強い証拠を探し続けると思う。われわれは今後の指標について非常に強気ではない。市場は引き続き指標を注視するだろう」と語った。同氏は金相場が年末までに1オンス=1320ドルに上昇し、米量的緩和の縮小が来年序盤に始まると予想する。
 金現物相場は0742GMT時点で2.09ドル(0.16%)安の1オンス=1286.51ドル。前営業日は1.5%安と、約1カ月ぶりの大幅下落だった。強めの米雇用統計が下落のきっかけだった。
 ロイター通信のアナリストの24時間テクニカル見通しでは、相場は1278ドルの下値支持線を試すと予想されており、これを割り込めば1251.66ドルに向けて一段と下げる可能性がある。
 相場はこのところ1300ドルを割り込んでいるが、アジアで需要を集めるに至っていない。買い手は相場のさらなる下落を期待して様子見姿勢を取っている。(了)

[時事通信社]
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