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〔インサイト〕金現物、軟調=米量的緩和の不透明感で(12日)

2013年11月12日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間12日朝方の金現物相場は下落し、一時は3週間半ぶり安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の景気刺激策(量的緩和)縮小のタイミングに投資家が神経をとがらせていることが背景にある。底打ち感を醸成するほど実需も強くない。
 金は4営業日続落で、この間3%近く値下がりしている。米国の経済と雇用の力強い伸びを示す指標を受け、FRBの月額850億ドルの債券買い(量的緩和)が早期に終了するとの懸念が高まった。
 最近の経済指標にもかかわらず、多くのアナリストはFRBが当面は量的緩和を維持すると予想している。米政府は来年序盤に、デフォルト(債務不履行)回避の新たな期限を迎えるなど、財政見通しは不透明なままだ。
 海通国際証券の関連調査会社(香港)のエコノミスト、アレクシス・ガラッティ氏は「市場は最近の米国からのニュースに過剰反応したと思う。今後数日間で市場は予想を見直すかもしれない」と述べ、仮に量的緩和の縮小開始時期が先延ばしになれば、金相場は短期で回復する可能性があると付け加えた。
 金現物相場は0720GMT時点で、3.02ドル(0.24%)安の1オンス=1279.8ドル。一時は10月17日以来の安値となる1276.24ドルを付けた。
 テクニカル面や実需の弱さが金相場の上値を抑える可能性もある。ANZのアナリストは「実需が増加する兆しはまだ乏しく、頭重いままの公算が大きい」と語った。(了)

[時事通信社]
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