〔インサイト〕金現物、ほぼ横ばい=5カ月ぶり安値圏(3日)
2013年12月3日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間3日朝方の金現物相場は、約5カ月ぶりの安値圏でほぼ横ばい推移。米国の経済指標の強い内容を受け、量的緩和の早期縮小観測が再燃した。
金現物は、0739GMT時点で、0.3%高の1オンス=1223.60ドル。前日の急落に続き、6月上旬以来の安値圏で推移している。
利昌金舖(香港)の主任ディーラー、ロナルド・レオン氏は「年末に向けて、大きく賭に出ようとは誰も思わない。量的緩和の縮小時期が懸念されている状況では、特にそうだ」と指摘するとともに、「金を売って、株式に投資する流れが強まっている。ETF(上場投資信託)からの資金流出も止まらず、センチメントを悪化させている」と話した。
金の年初来下落率は、約27%に達している。(了)
[時事通信社]
金現物は、0739GMT時点で、0.3%高の1オンス=1223.60ドル。前日の急落に続き、6月上旬以来の安値圏で推移している。
利昌金舖(香港)の主任ディーラー、ロナルド・レオン氏は「年末に向けて、大きく賭に出ようとは誰も思わない。量的緩和の縮小時期が懸念されている状況では、特にそうだ」と指摘するとともに、「金を売って、株式に投資する流れが強まっている。ETF(上場投資信託)からの資金流出も止まらず、センチメントを悪化させている」と話した。
金の年初来下落率は、約27%に達している。(了)
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