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〔インサイト〕金現物、一時5カ月ぶり安値=米経済指標待ち(4日)

2013年12月4日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間4日朝方の金現物相場は下落し、一時は約5カ月ぶりの安値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)の債券購入(量的緩和)の見通しを判断するため、投資家は週内に発表される米経済指標を待っている。
 景気の回復を受け、FRBが月額850億ドルの債券買いを今月から縮小するかもしれないと市場が考える中、金相場は圧迫されている。
 金現物は、0756GMT時点で6.45ドル(0.53%)安の1オンス=1217.06ドル。一時は7月上旬以来の安値となる1215.49ドルを付けた。
 金は今週に入って全ての営業日で、5カ月ぶり安値を更新し続けている。
 アナリストらは、支援材料がないことから相場は一段と下落する見込みで、1200ドルを割り込む可能性が最も高いとしている。
 フィリップ・フューチャーズの投資アナリスト、ジョイス・リウ氏は「前営業日に、ドル安にもかかわらず相場が1オンス=1226ドルより高くならなかったことは、弱さの新たな兆候だ」と指摘。「相場は1226ドル未満の狭いレンジで推移し続ける公算。少なくとも1195ドルまではサポートに乏しい」と述べた。
 週内の米指標は国内総生産(GDP)と雇用統計が予定されており、FRBの次回政策会合(17、18日)を控え、量的緩和策の見通しに関する手掛かりとなろう。
 世界最大の金ETF(上場投資信託)、SPDRゴールド・トラストの保有高は3日に1.80トン減の841.41トンと、2009年序盤以来の低水準となった。(了)

[時事通信社]
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