〔インサイト〕金現物、ほぼ横ばい=雇用統計待ち(6日)
2013年12月6日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間6日朝方の金現物相場は、ほぼ横ばいで推移。前日はもみ合いだった。米国の量的緩和の早期縮小観測を背景に、週間では下落となる見込み。
市場は、この日発表される11月の米雇用統計待ちのムードとなっている。
UOBケイヒアン証券(香港)のアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「雇用統計は、今後の金相場に対して、上下いずれの方向であっても大きな材料だ」と指摘。最近の金相場下落を踏まえると、12月の緩和縮小着手は織り込まれており、雇用統計の数字が強くても大幅安とはならないだろうとの見通しを示した。
アナリストらは、雇用統計の内容が弱い方がインパクトも大きいとみている。
金現物は、0648GMT時点で、0.3%高の1オンス1228.09ドル。週間では、2%下落の見込み。週前半には5カ月ぶりの安値を付けていた。(了)
[時事通信社]
市場は、この日発表される11月の米雇用統計待ちのムードとなっている。
UOBケイヒアン証券(香港)のアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「雇用統計は、今後の金相場に対して、上下いずれの方向であっても大きな材料だ」と指摘。最近の金相場下落を踏まえると、12月の緩和縮小着手は織り込まれており、雇用統計の数字が強くても大幅安とはならないだろうとの見通しを示した。
アナリストらは、雇用統計の内容が弱い方がインパクトも大きいとみている。
金現物は、0648GMT時点で、0.3%高の1オンス1228.09ドル。週間では、2%下落の見込み。週前半には5カ月ぶりの安値を付けていた。(了)
[時事通信社]
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