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〔インサイト〕金現物、上昇=株・ドルの下落で安全資産に見直し買い(12日)

2013年12月12日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間12日朝方の金現物相場は、緩やかに上昇している。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和が早期に縮小されるとの懸念から株価やドル相場が下落する中、安全資産を見直す買いが幾らか入った。
 金相場にとっても量的緩和縮小は打撃になる見込みだが、相場はショートカバー(買い戻し)によって今週付けた1オンス=1250ドルの水準で、テクニカル的には強く下支えられている。
 金現物は0736GMT時点で、3.51ドル(0.28%)高の1オンス=1254.86ドル。3週間ぶり高値の1267.26ドルからそれほど離れていない水準にある。
 市場では、金相場の最近の上昇(今週に入って約2%高)は、FRBの政策会合が近づく中では持続可能ではないとの見方が多い。
 香港の貴金属トレーダーは「ショートカバーによる上昇分を維持することはできないだろう。なぜなら、ファンド筋による、ファンダメンタルズを背景とした追随買いが一切見られないからだ。量的緩和縮小が迫る中で、金属のポジションを積み増すことは賢明ではない」と語った。
 FRBは来週、今年最後の政策会合を開く。市場は、米与野党が今週、財政協議で合意に達したことで、FRBが量的緩和縮小を直ちに始められる状況になったと判断する可能性があるとみている。
 アジア株はこの日2カ月半ぶり安値に下落。一方、米ドルは主要通貨バスケットに対し約6週間ぶり安値近辺にある。(了)

[時事通信社]
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