〔インサイト〕金現物、3営業日続伸=ショートカバーが活発(17日)
2013年12月17日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間17日朝の金現物相場は3営業日続伸、今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒は根強いものの、ショートカバーの盛り上がりに支えられている。
米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和縮小をめぐる不安から、金相場は年初来、25%程度下落。2013年は13年ぶりに年間で下落に転じるとみられる。
香港のトレーダーは「今週のFOMCで動きがなければ、このところみられたショートカバーの盛り上がりは、さらに膨らむ可能性がある」と予想。
「売り持ちは高水準で、金上場投資信託(ETF)からの資金流出もまだ多い。まだ、基調は明らかに弱気だ」と指摘した。
金現物は0756GMTまでに0.7%高の1オンス=1245.90ドル。
世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの保有高は16日時点で818.90トンと、8.70トン減少。10月21日以来の大幅な減少を示した。(了)
[時事通信社]
米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和縮小をめぐる不安から、金相場は年初来、25%程度下落。2013年は13年ぶりに年間で下落に転じるとみられる。
香港のトレーダーは「今週のFOMCで動きがなければ、このところみられたショートカバーの盛り上がりは、さらに膨らむ可能性がある」と予想。
「売り持ちは高水準で、金上場投資信託(ETF)からの資金流出もまだ多い。まだ、基調は明らかに弱気だ」と指摘した。
金現物は0756GMTまでに0.7%高の1オンス=1245.90ドル。
世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの保有高は16日時点で818.90トンと、8.70トン減少。10月21日以来の大幅な減少を示した。(了)
[時事通信社]
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