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〔インサイト〕金現物、1200ドル割れ=米指標と量的緩和縮小で(24日)

2013年12月24日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間24日朝方の金現物相場は、年末の薄商いの中、1オンス=1200ドルを下回る水準で推移しており、半年ぶりの安値水準に下落しそうな状況だ。11月の米個人消費統計が強めの内容だったことが安全資産としての金の魅力を損ねた。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小が迫っていることも、インフレヘッジ手段としての金を圧迫している。
 金は年初来で30%近く下げており、今年は32年ぶりの大幅下落となりそうだ。
 INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「米マクロ経済指標の改善、株価上昇、そして金上場投資信託(ETF)からの継続的な資金流出が2014年に向けて地合いを圧迫し、しばらくはこうした状況が続く公算が大きい」と述べた。
 金現物は0722GMT時点で1.04ドル(0.09%)安の1オンス=1197.76ドル。前営業日は0.3%下げた。
 FRBが来月から量的緩和の縮小を始めると発表したことを受け、金相場は先週、半年ぶり安値の1185.10ドルに下落した。その後ショートカバー(買い戻し)でやや回復した。23日の米株価が再び最高値を更新し、上向きな米個人消費統計が世界経済見通しを明るくしたことが24日のアジア市場を押し上げ、日経平均は年初来高値を付けた。
 ロイター・米ミシガン大学の12月の米消費者景況感指数確報値が7月以来の高水準だったほか、11月の米個人消費支出は6月以来の高い伸びとなった。米経済の活力が持続していることを示す最新の兆候であり、14年が強い年になるとの期待が高まっている。
 世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストは、保有高が23日に8.40トン減って805.72トンになったと発表。約5年ぶりの低水準となる。(了)

[時事通信社]
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