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〔インサイト〕金現物、下落=米小売売上高や世銀経済見通し受け(15日)

2014年1月15日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間15日朝方の金現物相場は、前日に続き下落しており、前日に付けた1カ月ぶりの高値から水準を下げている。米小売売上高と世界経済成長見通しが共に強めの内容だったことで株価が上昇し、安全資産としての金の魅力が損なわれた。
 金塊相場は小売売上高が発表されるまでの数日間は上昇していた。先週の米雇用統計が失望させられる内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小ペースを遅らせる可能性があるとの観測が浮上したためだ。
 世界銀行は14日、世界全体の経済成長率の見通しを3年ぶりに上方修正した。米国など先進国経済の景気回復ペースが上がり始めたことが背景。
 0751GMT時点で、金現物相場は3.46ドル(0.28%)安の1オンス=1241.25ドル。前日は序盤に1カ月ぶりの高値となる1255ドルを付けたものの、0.7%安で引けた。
 ある香港の貴金属トレーダーは「金は米経済統計に非常に敏感だ。量的緩和縮小見通しに直接影響するからだ。小売売上高は良い内容だったが、次の大きなイベントは月内のFRB会合だ」と述べた。FRBの次回政策会合は1月28、29日。
 15日のアジア株式市場は、世銀の世界経済見通しの上方修正を背景におおむね上伸。予想外に強い内容の米小売売上高を受けてドルは続伸した。
 最近の相場上昇にもかかわらず、投資家は世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストからの資金引き揚げを続けている。同ETFは14日時点の保有高が3.56トン減の789.56トンと、5年ぶりの低水準。(了)

[時事通信社]
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