〔インサイト〕金現物、しっかり=米緩和縮小への懸念も(28日)
2014年1月28日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間28日朝の金現物相場はしっかり。一方、投資家の間では米連邦準備制度理事会(FRB)が、この日始まる連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和を一段と縮小する可能性があるとの懸念が広がっている。
緩和縮小は金のインフレ回避先としての魅力を低下させて価格を圧迫する一方、株価低迷によって金相場が押し上げられる可能性もある。
INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「FRBの動きをきっかけに金が圧迫される一方、新たな米株安の局面が支援要素となる可能性がある」と指摘。「われわれの考えとしては、株価はまだ下がり、27日の金の急落は一時的な出来事だったと証明されるだろう」と述べた。
金現物は0733GMT(日本時間午後4時33分)時点で、ほぼ横ばいの1オンス=1257.04ドル。前日は1%急落した。(了)
[時事通信社]
緩和縮小は金のインフレ回避先としての魅力を低下させて価格を圧迫する一方、株価低迷によって金相場が押し上げられる可能性もある。
INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「FRBの動きをきっかけに金が圧迫される一方、新たな米株安の局面が支援要素となる可能性がある」と指摘。「われわれの考えとしては、株価はまだ下がり、27日の金の急落は一時的な出来事だったと証明されるだろう」と述べた。
金現物は0733GMT(日本時間午後4時33分)時点で、ほぼ横ばいの1オンス=1257.04ドル。前日は1%急落した。(了)
[時事通信社]
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