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〔インサイト〕金現物、1250ドル超を維持=不安定なアジア株受け(5日)

2014年2月5日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間5日朝方の金現物相場は、1オンス=1250ドルを上回る水準で、ほぼ横ばいで推移している。世界の経済成長が懸念される中、アジア株がこの日の上昇分を維持できない展開となったことが背景。  金塊の値幅は3.52ドルと、昨年12月下旬以来の狭さ。春節(旧正月)連休で中国市場が休場となっていることが出来高を減らしている。米雇用統計の発表を7日に控えた警戒感も買い意欲を損ねた。
 日本市場の不安定な値動きを受け、円や格付けの高い債券の安全性を求めた買いが増え、アジア株は小幅な上昇ですら維持するのに苦しんだ。
 金現物相場は0723GMT時点で0.1ドル(0.01%)高の1オンス=1254.7ドル。一時は0.2%安まで値下がりした。  アナリストらは、金相場が目先上昇すると予想。世界の経済成長や米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小を受けた新興市場からの資本逃避への懸念が根強いためだ。
 香港の永豊金融集団の調査責任者は「市場のリスク回避傾向はかなり顕著で、金は短期的にはその恩恵を受けるだろう」と述べた。その上で「米国の経済指標や企業決算が経済成長への懸念を和らげるほど強い内容になるとは予想しない」と語った。
 金を裏付けとするファンドへの資金流入から判断して、投資家心理は明るいようだ。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストは、金保有高が4日に3.89トン増えて797.05トンになったと発表。同ETFの金保有高は昨年、1700万オンス超減少したが、ここ1週間余りでは金保有の減少は記録されていない。
 ただ、最大の買い手である中国の市場が旧正月連休で休場であるため、実需は弱い。最近の相場上昇や通貨安により、他のアジア地域の需要も控えめだ。(了)

[時事通信社]
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