商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

〔インサイト〕金現物、小幅高=ドル相場に左右される展開(20日)

2014年2月20日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間20日朝方の金現物相場は、荒い値動きの中を小幅高で推移している。米ドル相場が上昇分を消したことが背景。また現物需要も相場を下支えた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小ペースを維持するとの見方が、インフレヘッジとしての金の魅力を薄れさせる可能性がある。
 金現物は、ドル高を受けて1オンス=1308.34ドルまで下落した後で、ドル相場が向きを変える中を1314.70ドルに上昇。0723GMT時点では2.15ドル(0.16%)高の1313.40ドル。金相場は今週、1300ドルの心理的節目を突破したが、18日に付けた3カ月半ぶり高値の1332.10ドルが上値を抑えている。
 ゴールドシルバー・セントラル(シンガポール)のブライアン・ラン・マネジングディレクターは「金はまだボックス圏の商いだ。幾つかの水準を突破したが、現時点ではまだ1330ドル以内に抑えられている。相場の上昇が急激過ぎるため、今後少し調整が入るだろう」と話し、主要な下値支持線が1305ドルにあるとした。
 一方、ディーラーは、宝飾業者筋が押し目買いを入れるとみている。インド当局が金輸入税を現在の水準に維持する方針であることが密輸増加につながり、現物市場の地合いを下支える可能性があるという。世界的な産金業界団体、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、2014年のインドの金需要が堅調となる見込みで、金輸入規制が続くならば密輸が増える公算が大きいと述べた。
 金の延べ棒のロンドンスポット相場に対するプレミアムは、シンガポール、香港ともほぼ横ばい。ディーラーらはインドネシアの宝飾筋からの買いを指摘。一方、タイからは金スクラップのシンガポールへの売却が見られた。あるディーラーは「タイは先週の初めからかなり鈍い。政情不安がタイのビジネスに打撃を与えている」と語った。(了)

[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.