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〔インサイト〕金現物、4カ月ぶり高値=弱い米経済指標受け(26日)

2014年2月26日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間26日朝方の金現物相場は、序盤の安値から切り返し、4カ月ぶりの高値に上昇した。米経済の力強さに疑問符が付く内容の経済指標が発表され、金の安全資産としての魅力が増したことが背景。
 金現物相場は0700GMT時点で2.96ドル(0.22%)高の1オンス=1343.10ドル。この日の安値1337.04ドルから切り返した。一時は10月下旬以来の高値となる1345.35ドルを付けた。
 スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏は「多くの人々が、米金利が上昇し、金相場が下がると予想していたのだろうが、年初から起きていることはその逆だ」と指摘。「金相場は約1週間前に200日移動平均を突破し、投資家の金塊に対する信頼感が高まった」と述べた上で、1350ドルが次の上値抵抗線になると予想した。
 スタンダード・アンド・プアーズが25日発表した12月のケース・シラー米住宅価格指数は、同月に米住宅価格の伸びが鈍ったことを示し、米住宅市場の回復の勢いが失速したことが浮き彫りになった。また、コンファレンス・ボードの2月の米消費者信頼感指数は前月から低下した。金上場投資信託(ETF)の保有高の増加は投資家の金への関心の高まりを示しているが、インドや中国など主要な消費国では買い手が相場の調整を待っている可能性がある。シンガポールのディーラーは「相場が上昇すると電話がかかってくるが、現物買い関連だとは思わない」と語った。
 需要が鈍化していることを反映し、1月の香港から中国への金の輸出量は差し引きで5.4%減の89.745トン。12月は94.847トンだった。香港の現物ディーラーは「新たな現物買いは見られない。中国からもあまり買いは多くない。(上海市場の金の価格)プレミアムが縮小していることが一因だ」と述べた。(了)

[時事通信社]
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