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〔インサイト〕金現物、続落=米FRB政策決定控え(19日)

2014年3月19日

   【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間19日朝方の金現物相場は3営業日続落、今週付けた半年ぶり高値から離れつつある。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を控え、慎重な投資家が様子見を続けた。
 FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の資産購入規模をさらに縮小すると予想されており、これはインフレヘッジとしての金塊の魅力を損ねる動きだ。FRBはまた、事実上のゼロ金利を引き上げる際の指針(フォワードガイダンス)を見直すとみられている。今会合はイエレンFRB新議長が初めて主宰する。
 金現物相場は1オンス=1359.65ドルまで上昇した後で、0704GMT時点では1.94ドル安の1353.70ドル。
 金は17日に半年ぶり高値の1391.76ドルを付けた後で利益確定売りが出始め、同日中に1361ドルに向け下落、翌18日は1350.19ドルに値下がりした。
 フィリップ・フューチャーズ(シンガポール)の投資アナリスト、ジョイス・リウ氏は「米景気回復が鈍化している可能性を示す兆候がかすかに見られるが、FRBが月額の債券購入額をさらに100億ドル縮小すると依然予想されている」と説明。「クリミア危機、または中国の債券デフォルト(債務不履行)など、世界で何が起きようが、(金塊は)一時的な安全ヘッジだ。最終的には金市場は引き続き米経済に左右されるだろう。金への投資需要は米経済状態に大きく依存している」と語った。
 19日のアジア株式市場は大半が下落。ウクライナ・クリミア情勢やきょう発表されるFRB金融政策が依然注目されている。
 現在は人民元安が、世界最大の消費国・中国からの需要への懸念をかき立てている。人民元はこの日、対ドルで1ドル=6.20元よりも元安・ドル高水準となった。(了)

[時事通信社]
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