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〔インサイト〕金現物、1カ月ぶり安値から反発=ETF保有高増加が支援(25日)

2014年3月25日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間25日朝方の金現物相場は、前日付けた約1カ月ぶりの安値から反発、ショートカバーや金上場投資信託(ETF)の保有高増加が相場を支援した。ただ、米政策金利が上昇するとの見方や、現物買いの乏しさが金相場の上値を抑えた。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が19日に、政策金利が多くの人々の予想よりも早期に引き上げられる可能性を示唆したことを受け、一部の金投資家は弱気に転じている。米利上げ見通しは、インフレヘッジとしての金の魅力を低下させる。
 金現物は0721GMT時点で3.88ドル高の1オンス=1313.00ドル。前日の安値で、2月20日以来の安値でもある1307.54ドルを上回っているが、先週付けた半年ぶりの高値の1391.76ドルを下回っている。
 ソシエテ・ジェネラルのアジア地域商品調査部門責任者、マーク・キーナン氏は「ETFの保有高がこのところ支援材料になっている。今年に入って相場が安定している主因の大半はそれだ」と指摘。「年初のショートカバーに加え、新興市場やウクライナで危機が起きる中での、金の安全資産としての魅力」も相場を下支えているという。
 その一方で「結局これらの要素は短命だ。より大きなマクロ経済の枠組みはまだ金にとって非常に弱気。相場が最近1400ドルを突破できなかったことで、市場では売りが再開し、金は一段安への軌道に戻ったままだ」と語った。
 世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストは、金保有高が24日に821.47トンとなり、21日の816.97トンから0.55%増加したと発表した。同保有高は12月以来の高水準。
 現物ディーラーによると、宝飾業者筋やリテール投資家の需要に勢いはない。(了)

[時事通信社]
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