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〔インサイト〕金現物、反発も6週間ぶり安値近辺=2週連続下落の見込み(28日)

2014年3月28日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間28日朝方の金現物相場は、夜間時間帯にかけて大幅下落した後で、やや回復している。それでも相場は依然約6週間ぶり安値近辺にあり、週間ベースで2週連続の下落となる見込み。米経済見通しをめぐる投資家心理が改善しつつあることで、金の安全資産としての魅力が低下した。
 金は直近の半年ぶり高値から過去9営業日で約100ドル下落している。強めの米経済指標に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、政策金利を2015年上半期に引き上げる可能性を示唆したことが、金の下落につながった。
 HSBCのアナリストらはメモで「テクニカル要因が金相場の目先の方向を決めるかもしれないが、価格に敏感な買い手、特に新興市場の買い手にとって1300ドルは重要な境界線だ」と指摘。過去数日間の急激な下落が現物の買い手を市場に呼び戻し、相場の値固めに寄与するかもしれないと述べた。
 金現物は0739GMT時点で6.36ドル(0.49%)高の1オンス=1297ドル。金は前日に一時2月13日以来の安値となる1288.80ドルを付けた後、結局1%安で引けていた。今週を通じては約3%安。
 フィリップ・フューチャーズのアナリスト、ジョイス・リウ氏は、相場が1274ドルを上回る水準で値固めする可能性があるとみる。同氏は「これは相場が上昇基調だった1月に堅固な上値抵抗線となった、テクニカル的に主要な水準だ。現在相場が下落する中で、ここが堅固な下値支持線になるかもしれない」と語った。
 現物市場では、最近の相場の急激な下落を受けて需要が上向く可能性があるとトレーダーはみているが、消費筋が今後の相場の方向に確信を抱けないでいるようである中、慎重姿勢を崩していない。(了)

[時事通信社]
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