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〔インサイト〕金現物、小幅下落=3週連続下落へ(4日)

2014年4月4日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間4日朝方の金現物相場は、小幅下落している。投資家はきょう発表される米雇用統計に神経をとがらせている。今週は株価が上昇し、米経済への楽観が強まる中、金相場は週間ベースで6カ月超ぶりとなる3週続落に向かっている。
 金は経済の不透明さに対するヘッジとみなされている。投資家は米経済の強さを判断するため、雇用統計に注目している。同統計が米連邦準備制度理事会(FRB)の景気刺激策に及ぼしうる影響も注視されている。
 雇用統計が弱い内容となれば、安全資産としての金の魅力が高まる可能性がある。一方、強い内容であれば、FRBがこれまで予想されていたよりも早く金利を引き上げるとの観測が浮上するかもしれない。
 3月の米雇用統計のうち、非農業部門の就業者数は前月比20万人増と予想されている。フィリップ・フューチャーズのアナリスト、ジョイス・リウ氏は「もし非農業部門就業者数の増加幅が20万人を下回れば、金相場の支援材料になろう。ただ、相場が1300ドルを突破する可能性は低い。もし強い内容となれば、金相場は確実にいくらか下げ、1276ドルを割り込む可能性もある」と語った。
 金現物は0708GMT時点で0.61ドル(0.05%)安の1オンス=1286.39ドル。今週は0.5%安で、週間ベースでの続落は昨年8~9月以来となり、3週連続の下落となる見込み。
 取引レンジは3.86ドルと、昨年12月25日以来の狭さ。
 リウ氏は、現物需要は相場下落で上向く可能性もあるが、それによる相場の下支えは、テクニカルな弱さに打ち消されるだろうと予想した。(了)

[時事通信社]
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