〔インサイト〕金現物、2週間ぶり高値圏=ウクライナ情勢不安で(9日)
2014年4月9日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間9日朝方の金現物相場は、2週間ぶりの高値圏で推移。中国における需要拡大の兆候や、ウクライナ情勢不安が背景となっている。
ただ、金上場投資信託(ETF)からの資金流出は続いており、上値追いは短命に終わる可能性もある。
金現物は、0646GMT時点で、0.2%高の1オンス=1311.10ドル。前日は2週間ぶり高値の1314.43ドルを付けていた。
香港の永豊金融集団の調査部門責任者マーク・トウ氏は「金相場については、目先は一段の反発の余地がある」と指摘、「クリミア編入を受け、ウクライナの残りの領土に対する懸念も強まるとみられる」とし、リスク回避から金相場が押し上げられる可能性もあるとの見方を示した。
テクニカル筋も強基調を指摘。フィリップ・フューチャーズは「1306.50ドルの抵抗線が支持線に変わった」と指摘している。(了)
[時事通信社]
ただ、金上場投資信託(ETF)からの資金流出は続いており、上値追いは短命に終わる可能性もある。
金現物は、0646GMT時点で、0.2%高の1オンス=1311.10ドル。前日は2週間ぶり高値の1314.43ドルを付けていた。
香港の永豊金融集団の調査部門責任者マーク・トウ氏は「金相場については、目先は一段の反発の余地がある」と指摘、「クリミア編入を受け、ウクライナの残りの領土に対する懸念も強まるとみられる」とし、リスク回避から金相場が押し上げられる可能性もあるとの見方を示した。
テクニカル筋も強基調を指摘。フィリップ・フューチャーズは「1306.50ドルの抵抗線が支持線に変わった」と指摘している。(了)
[時事通信社]
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