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〔インサイト〕金現物、続落=中国需要懸念強まる(16日)

2014年4月16日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間16日朝方の金現物相場は続落、1オンス=1300ドルを下回る水準で推移している。前日は3週間ぶりの大幅下落だった。テクニカル要因による売りや、最大の消費国・中国での需要の勢い鈍化への懸念が金を押し下げている。
 ウクライナ情勢の緊張が高まったにもかかわらず、金は売られる展開。ウクライナ軍が同国東部で親ロシア派の武装集団の強制排除に着手したとの報が流れたにもかかわらず、安全資産を求めての金買いは生じなかった。
 金現物相場は0645GMT時点で2.34ドル(0.18%)安の1オンス=1299.7ドル。15日は1.8%安で引けていた。15日は1週間半ぶりの安値の1290.34ドルまで下げた後で、下げ幅を幾分縮小した。
 ある香港の貴金属トレーダーは「きょうも弱気な日となりそうだ。1270~1280ドルに向かっている」と述べた。「現物需要は上向いていない。大半の買い手は相場がさらに下がると考えているので、この水準での買いを急いでいない」と指摘した。
 別のトレーダーは、中国企業がこれまで資金調達のために輸入した金の量が2013年末の時点で累計1000トンに達した可能性があるとの15日の業界リポートも相場を圧迫していると語った。
 INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「この報を受け、最近の中国の消費の増加を再検証する必要があるかもしれない。輸入された金の全てが消費されたとは限らないからだ」と述べた。(了)

[時事通信社]
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