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〔インサイト〕金現物、横ばい=週間では下落の見通し(2日)

2014年5月2日

 【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間2日朝方の金現物相場は、ほぼ横ばいで推移している。米経済に対する楽観が広がっているほか、世界最大の金上場投資信託(ETF)の保有高減少を背景に、週間では下落となる見通し。
 投資家らは2日発表される4月の米雇用統計を注視している。厳しい寒波の影響で1~3月期の米経済成長率は大きく鈍化したものの、この数週間、力強い経済が示されている。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は資産購入規模の追加縮小を発表。1~3月期の経済成長率は過去のものと見なし、経済はおおむね上昇基調になるとの見方を示した。金現物は0621GMT時点で、ほぼ横ばいの1オンス=1282.26ドル。週間では約1.5%安。ゴールドシルバー・セントラル(シンガポール)のマネジングディレクター、ブライアン・ラン氏は「FRBの(追加の緩和縮小)決定と米経済データを受けて、金相場は一段安となるかもしれない。1265ドルを試す可能性がある」と指摘した。
 米雇用統計では非農業部門就業者数が5カ月ぶりの大きな伸び率となり、失業率は低下すると予想されていることから、金相場の重しになるとみられる。トレーダーらによると、ウクライナ情勢の緊迫化やドル安にもかかわらず金相場が上昇できなかったことは、一段安となる可能性を示唆しているという。ラン氏は、現物市場の需要はやや上向いているものの、昨年の水準に比べれば依然として低調だと述べた。
 中国市場は2日、労働節のため休場。このためトレーダーらは第2の消費国であるインド市場に注目している。インドでは2日が、金の購入に縁起が良いとされるアクシャヤ・トリティヤの祭日にあたる。
 世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの1日時点の金保有高は前日比2.39トン減の785.55トン。(了)

[時事通信社]
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