〔インサイト〕金現物、横ばい＝週ベースでは２週連続安（９日）
2014年5月9日
【シンガポール・ロイターＥＳ＝時事】欧州時間９日朝方の金現物相場は、横ばいで推移。ウクライナ情勢の緊迫化に支援される一方、市場は金上場投資信託（ＥＴＦ）の資金動向やアジアの現物需要に注目している。
利昌金舖（香港）の主任ディーラー、ロナルド・レオン氏は「現時点で、積極的に市場に参加しようという意欲は低い。ウクライナの状況が相場を支援している」と話した。
金現物は、０６４１ＧＭＴ時点で、ほぼ変わらずの１オンス＝１２９０．２５ドル。週ベースでは０．７％安と、２週連続の下落。
市場は、世界最大の金上場投資信託（ＥＴＦ）のＳＰＤＲゴールド・トラストの資金動向に注目している。同ファンドの金保有高は前週、１０トン近く減少したが、今週はこれまでのところ目立った変化がない。
相場の下落にもかかわらず、現物需要も鈍い。市場では、相場が落ち着けば買いが戻ってくるとの見方が強い。（了）
［時事通信社］
利昌金舖（香港）の主任ディーラー、ロナルド・レオン氏は「現時点で、積極的に市場に参加しようという意欲は低い。ウクライナの状況が相場を支援している」と話した。
金現物は、０６４１ＧＭＴ時点で、ほぼ変わらずの１オンス＝１２９０．２５ドル。週ベースでは０．７％安と、２週連続の下落。
市場は、世界最大の金上場投資信託（ＥＴＦ）のＳＰＤＲゴールド・トラストの資金動向に注目している。同ファンドの金保有高は前週、１０トン近く減少したが、今週はこれまでのところ目立った変化がない。
相場の下落にもかかわらず、現物需要も鈍い。市場では、相場が落ち着けば買いが戻ってくるとの見方が強い。（了）
［時事通信社］
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