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〔インサイト〕白金、パラジウムは南アのストで高値近辺=金現物は軟化(15日)

2014年5月15日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間15日朝方の貴金属相場は、パラジウムと白金が利食い売りに若干軟化している。それでも、主要な生産国である南アフリカでの労使紛争の緊張の高まりを受けた、3日間での上昇分をおおむね維持した。
 金現物相場も下落したが、1オンス=1300ドルの主要な水準を依然上回っている。ウクライナ情勢の不透明感とテクニカル要因による買いに支えられた。  白金大手の南ア鉱山で続くストは同国のストとしては過去最長となり、損害も過去最大規模に膨らんでいる。労組のスト続行命令に逆らって職場復帰しようとする従業員が増える中、最近数日は4人が殺害されるなど暴力行為が発生している。
 INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「最終的な結果がどうなるにせよ、ストはこれまでよりもずっと危険な局面に入りつつあると思う。一部の労働者が職場復帰する中で、現在は暴力行為が発生する可能性が高まっており、交渉で解決する確率が減っている」と語った。
 南ア警察当局は14日、職場復帰しようとする鉱山労働者に対する暴力行為を取り締まると明言。脅迫行為を主導しているスト参加者を数時間以内に逮捕すると述べた。
 0637GMT時点でパラジウム現物相場は0.3%安の821.75ドル。それでも前日に付けた2年半ぶり高値の827.50ドルに近い水準。白金現物相場は0.12%安の1472.8ドル。前日は3月以来の高値に上昇していた。
 金現物相場は0.23%安の1オンス=1302.00ドルだが、1週間ぶり高値近辺。相場上昇で現物買いが減り、中国市場のスポット相場に対するプレミアムは前営業日のオンス当たり2.50ドルから1ドル未満に縮小した。(了)

[時事通信社]
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