〔インサイト〕金現物、横ばい=週間では2カ月ぶり下落率(30日)
2014年5月30日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間30日朝方の金現物相場は、横ばいで推移。ただ、米国の景気見通しの改善を受け、安全資産としての金の魅力は低下、週間では2カ月ぶりの大幅な下落率となる見込み。
金現物は、0635GMT時点で、横ばいの1オンス=1256.50ドル。前日は16週間ぶり安値の1251.10ドルを付けていた。
週間では約3%下落、株高やドル高に圧迫された。
前日発表された米国経済指標では、1~3月期の国内総生産(GDP)が過去3年で初めて減少したが、週間新規失業保険申請件数など他の指標は景気の回復を示唆する内容となった。
INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「ウクライナ危機が深刻化しない限り、金相場はテクニカル面での弱さからも、下値模索を続ける可能性が高いとみている」と話した。(了)
[時事通信社]
金現物は、0635GMT時点で、横ばいの1オンス=1256.50ドル。前日は16週間ぶり安値の1251.10ドルを付けていた。
週間では約3%下落、株高やドル高に圧迫された。
前日発表された米国経済指標では、1~3月期の国内総生産(GDP)が過去3年で初めて減少したが、週間新規失業保険申請件数など他の指標は景気の回復を示唆する内容となった。
INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「ウクライナ危機が深刻化しない限り、金相場はテクニカル面での弱さからも、下値模索を続ける可能性が高いとみている」と話した。(了)
[時事通信社]
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