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〔インサイト〕パラジウム、3年半ぶり高値近辺=金現物は小幅高(11日)

2014年6月11日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間11日朝方の貴金属相場は、パラジウム現物相場が荒い値動きの中を、3年超ぶりの高値近辺で推移している。現物需要や、世界2位の生産国南アフリカで5カ月間続くストに下支えられている。
 パラジウム相場は似た性質の金属である白金に追随することが多い。
 パラジウム相場は一時1オンス=848.10ドルにまで下落した後で切り返し、0652GMT時点では852.00ドルと前営業日終値から変わらず。10日に付けた3年半ぶりの高値の854ドルからそれほど下がっていない。
 東京の現物ディーラーは「産業顧客のパラジウム需要は高価格の割には悪くない。自動車や歯科、化学部門からの買いが見られる」と指摘。「しかし白金の投資・産業需要は全く芳しくない」と述べた。
 パラジウムと白金は共に宝飾品や自動車の触媒に用いられる。
 白金生産で世界2位の南アのインパラ・プラチナムは10日、賃金をめぐる5カ月間のストの終結に向けた新たな提案はできないとの考えを示した。
 パラジウム相場や最近の株価上昇の陰で目立たなかった金現物相場は、1.01ドル(0.08%)高の1オンス=1261.50ドル。先週付けた4カ月ぶりの安値の1240.61ドルから離れている。
 香港のリーチョン・ゴールドディーラーズの主任ディーラー、ロナルド・リョン氏は「これらの水準では、需要が少し鈍化しているようだ。投資サイドでは、人々が積極的になっているとは思わない。地合いは若干弱気だ。下値で1200ドルが良い買いの機会であるかどうかは見極める必要がある。上値では1275~1280ドルの突破は容易ではない」と語った。(了)

[時事通信社]
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