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〔インサイト〕パラジウムと白金が反発=金現物は小幅安(13日)

2014年6月13日

  【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間13日朝方の貴金属相場は、南アフリカの鉱山で続く史上最長のストが近く終わるとの見方から前日に大幅下落していたパラジウムと白金の現物相場が反発している。
 南アの鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)指導部は13日、白金生産大手3社との賃金交渉での合意が近いと語った。
 5カ月間にわたる深刻なストは、これまで産業ユーザーや投資家からの買いを促進し、パラジウム相場は年初来で15%超上伸、白金相場を上回る勢い。両金属とも自動車の触媒や宝飾品に用いられている。
 パラジウム現物相場は0637GMT時点で3.25ドル(0.40%)高の1オンス=825.25ドル。12日は約4%急落し、3週間ぶり安値の814.70ドルを付けていた。11日は賃金交渉がこう着する兆候を背景に13年半ぶり高値に上昇した。
 パラジウムは週間ベースで5週間ぶりの下落に向かっているが、ディーラーらは、世界的な供給不足と相場の調整が引き続きパラジウムを下支えるだろうと述べた。
 白金族の金属と金塊を取引する東京の現物ディーラーは「操業が完全に回復するまでにどれだけ時間がかかるか、まだわからない。供給と比べ、需要は依然かなり強い。価格が高くても、特に自動車触媒部門の現物需要家は、パラジウムを買わなくてはならない」と語った。白金現物相場は12.80ドル(0.89%)高の1447.30ドル。前日は昨年6月以来の大幅下落となる3%近い値下がりだった。
 金現物相場は1.36ドル(0.11%)安の1オンス=1271.50ドル。ただ、イラク情勢の緊迫化は安全資産としての金の魅力を高める可能性がある。金相場は5月に3%余り下落した後で、今月に入って1%超上昇している。(了)

[時事通信社]
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