〔インサイト〕金現物、上伸=ETF資金流入が支援(9日)
2014年7月9日
【シンガポール・ロイターES=時事】欧州時間9日朝方の金現物相場はジリ高。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨発表待ちムードが広がっているものの、世界最大の上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高が2日連続で増加したことが支援材料になった。
金現物は0634GMT(日本時間午後3時34分)時点で、約0.5%高の1オンス=1324.66ドル。一時、1週間ぶりの高値となる1326ドルを付けた。
SPDRゴールド・トラストの8日時点の金保有高は前日比2.09トン増の800.28トン。7日は1.8トン増だった。
中東やウクライナ情勢の緊迫化も金需要を高めた。米国の利上げ時期の手掛かりを求め、金投資家は、この日発表される6月のFOMCの議事要旨発表を待ち構えている。前週の堅調な内容の米雇用統計を受け、米国の早期利上げをめぐる懸念が高まっている。(了)
[時事通信社]
金現物は0634GMT(日本時間午後3時34分)時点で、約0.5%高の1オンス=1324.66ドル。一時、1週間ぶりの高値となる1326ドルを付けた。
SPDRゴールド・トラストの8日時点の金保有高は前日比2.09トン増の800.28トン。7日は1.8トン増だった。
中東やウクライナ情勢の緊迫化も金需要を高めた。米国の利上げ時期の手掛かりを求め、金投資家は、この日発表される6月のFOMCの議事要旨発表を待ち構えている。前週の堅調な内容の米雇用統計を受け、米国の早期利上げをめぐる懸念が高まっている。(了)
[時事通信社]
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